
●なんだか上手く行くような話ばかり聞くけど本当に大丈夫?
●興味はあるけど、本当に私にもできる?
●難しい用語とか、運用とか全然分からないんだけど…
って思いますよね~。

でも、暗号資産の投資は思ってるほど難しくないんですよ!
おおまかな手順だけお伝えしておくと…
専用の口座を作る → 入金する → 暗号資産(コイン)を買う
だけ。(実はシンプル!)
致命的に数字に弱い私も、分からないことは調べながら学習していって、ひとつずつクリアしていくことで運用できるようになりました!
私と同じように一歩踏み出すのを迷っているあなたに、私の経験談をそのままお伝えしますね。
ぜひ役立ててください!
初めて聞く専門用語も、最後にまとめてノートしておきますので、復習してみてください♪
暗号資産ってなに?

たしかによく聞くけど、それが何なの?って疑問はありますよね~。
超初心者でも分かるように、簡単に説明していきますね。




①デジタル通貨である

「暗号資産」(※1)とはかつては「仮想通貨」とも呼ばれていて、電子データのみでやりとりされる通貨で、主にインターネット上での取引などに用いられる「デジタル通貨(※2)」とも呼ばれるものなんです。
デジタル通貨とはその名の通り、デジタルデータに変換された通貨のことで、簡単に言うと「現物として実在しない通貨」と言えば分かりやすいでしょうか?
なので、暗号資産においては決済などはインターネットを通じて電子データとして処理されるんです。

確かに、実際にお金のやり取りがないので、似ているイメージがありますよね。

確かに、電子マネーもデジタル通貨のひとつですが、チャージした円の価格は変動しませんよね。100円が120円になるとか、1500円が1300円になるとかはありません。
しかも使えるのは日本国内だけ。
一方、暗号資産の価格は変動するので、当然価値が上がったり下がったりはします。そして、日本国内だけでなく世界中で運用されているものなんですよ。

②中央銀行が存在しない
例えば、日本円の10,000円であれば、紙にインクで印刷した一万円札に対して、「この紙幣に10,000円の価値があることを日本政府が保証する」というお墨付きを与えています。国家の裏付けがあるからこそ、一万円札は10,000円という経済的価値のある貨幣として流通しているということですよね。


そうね。でも大きな違いがあってね…
暗号資産にはそうした国や金融機関による保証がありません。
暗号資産にはたくさんの種類がありますが、その価値を認める人々が多ければ、その価値にふさわしい信頼性を持っているということになり、その価値が上がっていくというしくみになります。
では、国や金融機関の保証のない暗号資産が、多くの人々から価値を認められるようになるのでしょうか?
その理由のひとつは、暗号資産ならではの分散管理(※3)の仕組みが関係します。
③インターネット上で分散管理されている
例えば、銀行であれば現金は大金庫に収められ、顧客の預金情報はセキュリティをかけたサーバー(※4)に保存されていますよね?
現物が存在するということは、そのものが損害を受ける可能性があるということです。
例えばルパン三世のような伝説の大泥棒が〇〇銀行の大金庫を標的にしたら、そこに保管されている「現金」は根こそぎ持っていかれて、銀行は大損害を受けることになるかもしれません。

天災や災害でも同じことが言えますよね。
銀行には、私たちの「現金」が預けられていて、私たちは必要に応じてその現金を手元に引き出して使用していますよね。
現金でも情報でも、それを保管している場所やシステムが破壊されれば、再起不能に陥ることもあります。
実際にそのようなことが起きるリスクは単純なものではありませんが、可能性はゼロではありません。

ですが暗号資産の場合、現金は存在しませんので大金庫を設備する必要がありませんし、現金そのものがなくなるリスクはありません。
売買取引の情報や、誰がどれほどの暗号資産を持っているかという情報も、ネットワークに接続された不特定多数の端末に分散して記録され、共有されています。
ですので、暗号資産のデータを不正に改ざんして、横取りなどしようとすると、ネットに接続されている膨大な数の端末に侵入し、すべてのデータを書き換えなくてはなりません。
暗号資産はこうした仕組みの上に構築されているために、非常に高い信頼性を実現しているということになります。


④ブロックチェーン技術によって管理されている

暗号資産の分散型管理を実現しているのが、分散型台帳とも呼ばれるブロックチェーン(※5)の技術です。

暗号資産の取引情報を暗号化して、いくつかにまとめてブロック化し、それを鎖のようにつなげていくところから、このように呼ばれています。
例えば、AさんがBさんにいくらかの暗号資産を送金すると、それが間違いなくAさんによって行われたことか、金額はいくらかという取引内容が検証されます。
そして、間違いないことが確認されると、その情報はブロックチェーンの末端に暗号化されてつながれていきます。
ブロックチェーンは情報の改ざんに対する強度が非常に高いので、暗号資産になくてはならない技術ということになります。

このブロックチェーンの技術については、メリット・デメリットもあるそうですが、初心者の私たちはちょっと難しそうなので後々ということで…
いくらから始められる?

って思いますよね?
「資産運用」って言っちゃうと100万とか200万とか投資するんじゃ?って。
ところが、暗号資産はなんと数百円から始められるんです!

でも、少額から始められる暗号資産は初心者にはもってこい!の運用なんです♪
もちろん、大きく運用したければそれなりの額の投入が必要になりますが、初心者は最初から大きな賭けに出るのは危険だし、そんな勇気ないですよね…
最初は少額からこつこつと様子を見て行って、要領が分かってきたところで、少しずつ増やしていけたらいいな~くらいに思っていればいいと思いますよ!
暗号資産の動きも見慣れてきて、すこし面白さが分かって来たところで、少し大きめにチャレンジするのもいいかもしれませんね。
私たちはトレード(※6)のプロではありませんので、家計に影響しない範囲で安全に運用していくというのが大前提だと思います!
初心者におすすめの運用方法

確かに、そういうイメージありますよね~ 上がったり下がったりの謎のグラフ💦
あれは「チャート(※7)」って言いますけど、本格的にトレードをやっている方は、四六時中チャートと睨めっこしているイメージありますよね。
価格が下がった瞬間に買う! 上がった瞬間に売る!
これは「短期トレード(デイトレード)(※8)」と言って、数時間から1日の短期間で取引を完了するトレードなんです。
だから常に変動をチェックしなくてはいけない…
そんなこと、普通の主婦ができるワケありませ~ん!


運用方法のひとつとして『ガチホ(※9)』という手法があるんです。

ガチホとは、長期投資のことで「ガチでホールド(※10)する」という意味です。
これは「買ったらほったらかし」にしておく方法なので、常に変動を気にする必要がないんですよ~。
5~10年の長いスパンで値上がりするのを待って利益を得る、初心者にも安心な投資手法なんです。
億単位の資産を運用している個人投資家もこの「ガチホ」をおすすめしているんですって!
一方、短期投資(デイトレード)は、資産を増やすどころか、大損する危険性もあるので、超ハイリスク!
専門的な知識を持っている方や、1日のうちに利益や損失を確定し取引を終了させることができる方、いわゆる「デイドレーダー(※11)」や「個人投資家」でないと無理な手法ですよね~。


暗号資産運用のメリット
では、暗号資産を運用するにあたって、どんなメリットがあるのか見ていきましょう!
①手数料が安い
②銀行を通さないので送金がスピーディー
③少額から投資できる
④24時間いつでも取引できる
⑤市場としての将来性

①手数料が安い
銀行でお金を送金したり、引き出したりするのに「手数料」がかかりますよね。
それに比べると、手数料は安価なんです。
少額運用から始めるならこの手数料もバカにできませんよね!
②銀行を通さないので送金がスピーディー
銀行振込の場合、時間帯によっては翌日の着金になることがありますよね。
暗号資産なら、相手が個人でも企業でも、送金先の情報を送ってもらい、取引所を介して送金額を入力するだけで、相手先に送金ができます。
③少額から投資できる
暗号資産は、需要と供給のバランスによって常に市場価値が変動していて、さまざまな暗号資産がいくつもの取引所で売買されていますが、その多くは最低取引価格が低く、数百円から投資することができるんです。
④24時間いつでも取引できる
私はやったことはありませんが、株式などの取引は、基本的に平日昼間だけしかできません。外国為替証拠金の取引も日曜は休みというのが一般的です。
ところが暗号資産の取引は、24時間365日、休むことなく取引ができます。
平日は仕事に行き、夜だけ取引をしたり、あるいは週末を取引の時間にあてたりという投資の仕方も、暗号資産なら可能です。
主婦なら1日の家事が終わってからの夜間帯でも確認ができるのは有難いですよね!
⑤市場としての将来性がある
認知度が高まってきたとはいえ、日本で暗号資産はまだまだ一般に普及しているとはいえませんよね。
まだまだ怖くて手が出せないという人が多いのも事実です。
ですが、2016年には暗号資産に関する法整備がなされ、以降も様々な法整備がされてきており、その環境は整いつつあるんです。
一部の暗号資産が決済手段として認められてきているのをご存じですか?
例えば、ネット上の寄付やコンテンツの購入も暗号資産が使われ始めてきています。
各種電子マネーのように、多くの人がごく当たり前に使う時代がやって来ると言われています。そうした将来性の高さも、暗号資産の大きなメリットです。
だからこそ、今のうちに暗号資産を理解し、暗号資産がどういうものかを理解しておいて、近い将来、暗号資産を運用する人が増えて来たときにはすでに「経験者」「実績者」となっているのって、ちょっとカッコよくないですか??
暗号資産運用のデメリット
これもとても大切なことなので、ご紹介しておきますね!
①価格の変動が激しい
②ハッキングや紛失の可能性がある
③即時決済が難しい
④法律による規制

①価格の変動が激しい
暗号資産を投資対象として見た場合、価格の変動が激しく、しかも変動幅が大きくなりがちなんです。
価格変動が大きいということは利益が期待できる一方で、同時に損失を抱えてしまうリスクも孕んでいます。
だからこそ、暗号資産初心者の方は、まずは少額での投資で、暗号資産の変動幅に慣れることをおすすめします。

②ハッキングやハッキングや紛失の可能性がある
暗号資産は、PCやスマホにインストールした「ウォレット(※12)」と呼ばれるアプリで管理することが多いのですが、インターネットに接続された状態ではハッキングされる可能性があります。
いずれも決して頻繁に起こることではありませんが、暗号資産も立派な「投資」なので、「財布を落とした」「すられた」というのと同じようなリスクがあるということは理解しておいたほうがいいかもしれませんね。

③即時決済が難しい
暗号資産での取引は、その取引内容に間違いがないかどうかを検証し、承認されて、初めて取引として成立・確定します。
そのため、現金やクレジットカードのような「即時決済」がしにくいというデメリットがあります。
しかし、決済システムを実装したウォレットの機能を使うことで、この問題を回避することができるので、決済時間の問題はさほど大きな障害ではないといえるでしょう。

④法律による規制
世界中で暗号資産に対する国家の目はきびしく、暗号資産の動向に対しては「監視を求めること」という結論が出されています。
歴史の浅い暗号資産は、今後も法規制が変更されていくと予想されているんです。

主婦でも初心者でもできる暗号資産
とはいえ、暗号資産を正しく理解して運用することで、資産を増やしている人はたくさんいます。
そして、
- 資産運用などしたことがない
- 経理とか全然分からないし毎日の家計簿で精一杯
- 難しい用語は全然分からない
- 数字に弱い
そんな ごくごく普通の主婦が大事なお金を運用することができるのか?不安ですよね。
この記事では、私のように致命的に数字に弱い主婦でも暗号資産を運用できる方法を、超初心者レベルで解説をしていきますので、お伝えする順番通りにクリアしていけば、しっかり仮想通貨デビューできます♪
そして難しい用語は毎回最後に解説ノートを付けて行きますので、1つずつ覚えて行けるようにお伝えしていきたいと思います。




※1 暗号資産
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値のこと。
通貨は物理的に実在するものではなく、電子データのみでやりとりされる通貨で、主にインターネット上での取引などに用いられる「デジタル通貨」とも呼ばれる。
その価値を認める人々が多ければ、その価値にふさわしい信頼性を持っているということの表れでもありその価値が上がっていくというしくみ。
※2 デジタル通貨
デジタルデータに変換された通貨の通称。 暗号資産はもちろん、交通系ICカードやスマホ決済の電子マネーもデジタル通貨のひとつ。
実際に紙幣や硬貨のやりとりをせずに、決済・取引業務が行えるもの。
※3 分散管理
多数のコンピューターをネットワークで接続し、複数のコンピューターが連携して一つの作業を分担するシステムのこと。
一つひとつのコンピューターは独立していますが、連携を取っているため全体が一つの高性能なシステムであるかのようにみえる。
膨大な計算処理を多数のコンピューターで分散するため、一つひとつのコンピューターにかかる負荷が小さく、また、障害が起きた際の影響範囲が限定的であるといったメリットがある。
※4 サーバー
サーバーとはインターネットなどのネットワークを通じて利用者にサービスを提供するコンピュータのこと。
システムを構成しているコンピュータには必ずと言っていほどサーバーは存在する。
利用者(ユーザー)からのリクエストがサーバーに届き、サーバーはレスポンスを返す流れで通信をする。
※5 ブロックチェーン
暗号資産の取引情報を暗号化して、いくつかにまとめてブロック化し、それを鎖のようにつなげていくところから、このように呼ばれている。
送金や受取などの作業が行われると、その取引内容が検証され、間違いないことが確認されると、その情報はブロックチェーンの末端に暗号化されてつながれていくというもの。
ブロックチェーンは情報の改ざんに対する強度が非常に高いので、暗号資産になくてはならない技術となっている。
※6 トレード
売買の取引や貿易、さらに保有権と金銭などを交換すること。また物と物、人と人とを交換すること。
※7 チャート
チャートとは1日、1週間、1ヶ月といった期間の株価をグラフ化して見やすくしたもの。
ただ、株価を見ただけでは、安いか、高いかを判断できないため、参考として用いられる。
数字では判断できない流れや傾向を、分かりやすく可視化して動向を把握するのに使われる。
※8 短期トレード(デイトレード)
株式などの売買を1日のうちに決済し、翌日に繰り越さない短期の取引手法のこと。
一般に金融取引では買った銘柄を長期的に保有し、配当や値上がりで利益を得るイメージが強いが、それに対し、デイトレードは1日の中の小さな値動きで利益を積み上げていくもの。
※9 ガチホ
暗号資産を長期保有すること。
ガチホは長期的な視点での投資になるため、日々の値動きに気疲れする必要がない。
またガチホしている銘柄が将来的に大きな値上がりをした場合は、短期売買よりも大きな利益を狙える。
※10 ホールド
一般的には「支えること。 からだなどを一定の状態に保つこと」の意味。
金融取引では、「保有する・維持する」という意味でも使われる。
※11 デイトレーダー
「デイトレーダー」とは「デイトレード(※8)」をする投資家のこと。
※12 ウォレット
ウォレットは、直訳すると「財布」という意味。暗号資産を保管・管理するための財布のような機能を持った、ツールやサービスのこと。

